脳疾患に起因する視覚認知障害に対する理学療法

2019/12/27 23:06
脳疾患に起因する視覚認知障害に対する理学療法 波多野直 理学療法30巻7号 2013年7月 P780-790  認知視覚障害に対して,臨床でどのポイントに工夫・支援するべきか,目線やセラピストのケアの位置にまで触れている内容である.  物理的な支援,理学療法士としての関わり方,情報の簡素化,歩行時目線,リラクセーションの方法と留意点,各種視野障害の対応・・・と内容が多岐にわたる為,まずアブストラクトと図に眼を通す事をお勧めしたい. ..

続きを読む

片麻痺の歩行練習のコツ

2019/12/19 11:20
片麻痺の歩行練習のコツ 溝部朋文 PTジャーナル・第47巻第2号・2013年2月 P168-172  理学療法臨床のコツとして,関節モーメントから片麻痺の歩行を促す原理及び麻痺の捉え方,歩行の考え方のコツが書かれている.  あくまで本文には答えではなく考え方が書かれており,その運動力学によるアプローチを考える為のプロセス構築が紹介されている為,是非目を通して欲しい文献だと思う. ・ 歩行とは 立脚側への重心移動→足底..

続きを読む

神経機能回復の基礎過程としてのシナプス可塑性

2019/03/06 01:51
神経機能回復の基礎過程としてのシナプス可塑性 幸田和久,柚﨑通介 総合リハ・42巻1号・2014年1月 P19-25  シナプスの可塑性について,長期シナプスでの分子メカニズム,小脳内のプルキンエ細胞における受容体の機能等,教科書と知見を抜粋して紹介している内容である.  シナプスに関する研究をしていないセラピストで,「脳」に関して勉強しようかと思っているセラピストへの入り口としては,不向きな玄人思考のないようだと思って欲しい...

続きを読む

言語のモジュール仮説

2019/03/06 01:47
言語のモジュール仮説 金野竜太,酒井邦嘉 総合リハ42巻・1号・27~33・2014年1月 人間の言語処理過程を脳における言語機能ネットワークとともに説明してる文献である. 言語のモジュール仮説を図やfMRIから脳内での機能部位を説明しているので,非常に参考になる.脳の専門的な用語を理解した上での説明がなされている為,勉強の導入としては難しい内容かと思う. ・(結論は出ていない) 音韻語彙的意味処理:単語レベルでの言語処..

続きを読む

パーキンソン病に対する運動療法の実際

2019/01/04 22:33
パーキンソン病に対する運動療法の実際 阿部勉 理学療法30巻2号2013年2月 P146—153  題名通りパーキンソン病に対する運動療法について、基本的な情報からアプローチ方法まで症例をふまえて紹介している。  教科書を一部抜粋し、臨床で行った治療方法が文章になっている為、復習をしたいヒトから臨床実習に臨むPTSまで読んで面白い内容だと思う。  臨床推論・臨床判断を行う為に、全体像を把握するという表題があるが、この一言に集約..

続きを読む

パーキンソン病患者咳嗽時の呼吸補助筋開始時間に関する表面筋電図を用いた一考察

2019/01/04 22:28
パーキンソン病患者咳嗽時の呼吸補助筋開始時間に関する表面筋電図を用いた一考察 山本ともみ,遠藤正裕 理学療法 第30巻 第4号 2013.4 P461-464  パーキンソン病と咳嗽との関係を,3群に分けて筋電図を使用して計測した結果に考察を加えた内容である.  表題に一考察と有るが,臨床現場での疑問の為,非常に腑に落ちる部分が多く,納得の多い内容になっていると思う.  表での説明がなされており,統計比較有意検定が消化されてい..

続きを読む

もっと見る