皮膚感染症の予防・管理と理学療法

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皮膚感染症の予防・管理と理学療法
矢倉千昭
理学療法 30巻4号 2013年4月 P432-437






 皮膚感染症についてセラピストが臨床で媒介してしまうケースは大いに考えられ,その予防策と理解の重要性が書かれている内容である。

皮膚感染症
細菌・真菌・ウイルス・動物と分類される.
 
 さらに文献では各分類に対しての代表的な疾患名とその原因が文章と表でまとめられており、復習や情報共有の為のマニュアルとして使用できる内容だと思う.また,集団感染が発生しやすい皮膚の感染症予防・管理と,集団感染が発生しにくい感染にわかれており,例を用いているため,是非お勧めしたい部分である.

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・ 身体機能やADLの改善,活動量の増加を目的としている理学療法は,皮膚感染の発症軽減させる一翼を担っているが,エビデンスは得られていない.
:広義の意味で感染宿主の抵抗力を高めるという点で,セラピストが関わる事が感染リスク軽減に繋がると思う.しかし,感染経路の遮断と言うポイントに関しては,セラピストが媒介するというリスクは避けられない.だからこそ医療福祉に携わる人間の1人として,基礎知識から対策を考える事が重要だと改めて感じる.

 感染対策及び予防に関する内容が多いものの,セラピストが普段から患者様や利用者様の健康状態を観察し,変化に気づきスタッフへ報告する事も大切な業務という部分が,ヒトと関わり・感染を考える上でも基本となる部分だと思う.
記事:ひわ



posted by ひわ at 22:33Comment(0)皮膚科