睡眠薬

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睡眠薬
下村辰雄
JOURNAL OF CLINICAL REHABILITATION Vol.22 No7 P706-711






 リハスタッフが知っておきたい薬の知識という特集で、睡眠薬について不眠の原因・薬の種類・副作用について紹介されている。

加齢による身体的に不眠になりやすい方に対し、
1. 目的を持った生活
2. 行いたい動作を、したいタイミングで、行う事が出きる
3. その方の生活が充実感を感じていただく
これらの目的の為に、薬物療法・運動療法等の療法をチョイスできることが大切であると思う。

 主な睡眠薬の作用時間の分類と特徴による表と、代表的な睡眠薬を簡単に紹介されている部分の一読をお勧めしたい。


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・ 加齢により様々な睡眠の生理的変化に伴って、高齢者は不眠になりやすい。
:この文献内で非薬物療法という表現があるが、リハビリテーションも、患者様の一日のライフサイクルを考慮する上で重要なファクターを担っているのではないかと思う。(特に入院や入所をされている場合)

 睡眠薬は効果によって、午前中のパフォーマンスを下げてしまい、リハビリテーション時に筋萎縮でも疼痛でもなく、筋出力の不安定性から動作精度が低下する経験を現場で見る事はしばしばあると思う。だからこそ、薬について広く浅く知っておく必要があると思う。

 受容体等の名前の理解は「知る努力」が必要だが、効果としてイオンチャネルやシナプスを抑制する等、セラピストが体外的な刺激により、身体への効果を期待するものを、体内より内在的なアプローチを加える方法が投薬と考えれば、運動療法と薬物療法が治療法として両立することで、患者様へ最良の医療になると思う。
記事:ひわ