糖尿病に対する再生医療

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糖尿病に対する再生医療
霜田雅之
JOUNAL OF CLINICAL REHABILITATION Vol. 25 No.12 P1194-1198






 再生医療の基本の部分から糖尿等と関連付けて,リスクや移植技術,倫理的な問題,スケールアップについて書かれている.

セラピストが移植そのものを介入することはないものの,一つのアプローチである膵β細胞を外部から移植したのちに,術後に運動機能の改善を図る機会が考えられ,知るべき分野だと改めて感じた.

 現行の薬剤による治療では困難な,欠損や不足した臓器に対して,細胞の補填・再生による臓器の新品にすることでの慢性疾患根治という概念がある.

 幹細胞をはじめとしてiPS細胞,ES細胞についても書かれており,等女房に対して行われてきた研究の一部が非常に簡単に説明しているので,一読をお勧めしたい.さらに,膵臓内の幹細胞について今後,臨床で応用する内容が紹介されており,膵管内の幹細胞の分化に対する可能性がポイントとなるのは間違いないと思う.

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・今後の課題として,移植の合併症・移植編の周りの環境への順化・免疫抑制による副作用・臨床効果が出るまでに必要な幹細胞の確保,さらには安全性を考慮する必要がある.
:再生医療の分野における研究は各国でなされており,重要な事は患者の健康寿命に関与できるのか,医療分野が悪行を目的とした金銭二変わらないか否か,風習・宗教・文花に取り込まれていくのか.という課題は山積みであることが示唆されている.

 再生医療を考える上で,内科・外科問わず分野は拡がっているが,糖尿病に関して移植再生して医療は終了ではないと思う.あくまで治療後に「ヒト」が,どのように生活を見直し,再発防止に努め,生活全体を利モデリングする事が重要であり,リハビリテーションの分野も再考する時期がきている事を認識するきっかけとなった内容である.
記事:ひわ