コミュニケーションがうまくいかない

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コミュニケーションがうまくいかない
出江紳一
JOURNAL OF CLINICAL REHABILITATION Vol.22 No.7 2013.7 P700-703






 リハ医である出江氏が職種内・職種間・患者様・その家族に対しコミュニケーションの重要性と、その方法としてコーチングを紹介している。

 コーチングとはから、実際に医療現場での使用による感想、教育現場(療法士の養成校、保健師、大学病院)での成果の報告が書いてある。

コーチングの定義
・ 相手の目標に向かって、自己能力や道具・手段を相手に備えさせるような、つまり「自発的に行動をしたい!」気持ちを促進するコミュニケーションの方法である。
・ 基本的には傾聴と承認

 文献内のコーチングについては、非常に簡単に書かれているが、難しい言語を並べるより、図1などの絵がわかりやすく、ビジョンを双方(患者様側、医療者側)で明確にする事が重要である事は一目瞭然であると思う。


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・ コーチングを学ぶ事は、テニスで言う「素振り」と同じく、一つの形である。リアルなコミュニケーションは、その先に存在する。
:あくまで定型は重要だが、相手がヒトである以上、「全て」では決してない。だからこそコミュニケーションをとるわけで、そのためのコミュニケーションの土台としてコーチングがあると言う事だと読んでいて感じた。

 多職種・患者様からの有用な情報を、手に入れるためにコミュニケーションは必須である。その手法の一つとしてコーチングが存在しており、その情報の媒介を「あなた」から起こしてみてはどうか?というメッセージを読んで、やはり行動が大事だと改めて感じた。
記事:ひわ
posted by ひわ at 23:00Comment(0)概論

喫煙脳卒中患者と非喫煙脳卒中患者の回復期リハ病棟における調整FIM利得

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喫煙脳卒中患者と非喫煙脳卒中患者の回復期リハ病棟における調整FIM利得
徳永誠、松永薫、江口議八郎、渡邊進、中西亮二、山永裕明、米満弘一郎、
橋本洋一郎
JOURNAL OF CLINICAL REHABILITATION Vol.22 No5 P523—528


 脳血管疾患を発症した喫煙者と非喫煙者で、「できるようになって、しているADL(退院時FIM−入院時FIM)」を比較し、回復期リハでの治療効果の差異を研究している内容である。

今研究の指標:「退院時FIM−入院時FIM」
 このFIMを比較する事で、年齢・重症度が近いヒトを喫煙者・非喫煙者とで比較でき、他施設間での症例を比較する事ができるという考えが面白い。

 本研究の本質部分ではないが、喫煙率が男性約30%・女性が約5%と世の中の喫煙者はえらく少ないなと読んでいて思った。

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・発症年齢での喫煙者と非喫煙者に差が出た(詳しい数字は文献参照)
 アテローム血栓性脳梗塞でのFIM指標に差が出た
 予後だけなら 喫煙者>非喫煙者
:文献にも記載してあるが、上下肢・体幹どの部位に障害が出やすいのか?病前の情報の比較はどうするのか、内科疾患を持っていないのか・・・等、条件を整える必要があると考える。1つの理解として、喫煙が脳血管疾患において発症に起因している可能性が高いことは、重要な部分である。

 本文献内にもあるように、喫煙が脳血管疾患の発症・再発とリンクしている事は、情報としても世の中に出回っている。患者様・利用者様はいろいろな情報網から情報をアップデートしている。医療者側はエビデンスに基づいて、喫煙は脳血管疾患の何に影響するのか?どうして悪いのか等、正しい情報を伝えて行く必要があると感じた。

 詳しいメカニズムに関しても、追加研究を期待したい。
記事:ひわ



posted by ひわ at 22:17Comment(0)概論

切断者のスポーツ参加と理学療法—陸上競技の支援

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切断者のスポーツ参加と理学療法—陸上競技の支援
駒場佳世子、臼井二美男
PTジャーナル・第46巻第7号・2012年7月 P614-616







 切断者の陸上競技のルール説明、走行用義足の紹介、切断者陸上チームに参加したセラピストの活動・理学療法士の行ったことが紹介されている。

 確認、評価するポイントは一部違えども、評価・推測・アプローチ・考察・再評価するというプロセスは変わらない。

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1. 走行用義足について
大腿切断者の走行・跳躍種目
・油圧式膝継手が多い(レスポンス、耐久性の点より)。
・板バネの長さじゃトップスピード時の健側に合わせる。
・足底にスパイク装着して、地面と摩擦を増やす。
2.走り幅跳びでは義足側からの踏切が主流
3.義足の問題点
 ・義足は回内外、内外転が生じないので、接地面積が減りカーブが難しい。
 ・上記のため、反発力が減って転倒しやすい。
・ 歩幅の微妙な調整が難しい。

:のため、走り高跳びでは健側からの踏切が多い等の情報が紹介されている。文献を読んでいると、「確かに」と思うところが多いが、私を含め知らなかったと思わせる内容が非常に多い。

この文献を読んで、
・ パラリンピックもどんどんテレビ放送してほしい。
・ オリンピックと開催を同時にすれば駄目なのか。
という当たり前の疑問を持った。内容からずれましたが・・・。
記事:ひわ



posted by ひわ at 22:29Comment(0)概論