車いすのクッション

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車いすのクッション
沖川悦三
PTジャーナル 46巻1号 P68






 臨床工学士が療法士に向けて、車いすのクッションについて書いた文献です。
内容としては、クッションとは?から始まり、クッションを使う目的、クッションの種類・どういう特徴があるか、使用後のメンテについてといった所です。

 車いすのクッションが市販のものしか考慮した事がないのであれば、クッション論入門として非常におすすめ。
・ ウレタンよりもゲル、それよりもエアーのクッションが圧分散に優れるのは、誰もが聞いた事があるはず。その原理を図で示しているので、この図だけ見てもこの文献の読む価値があると思う。

 車いすという乗り物は不完全にできている故に、クッションの意味が出てくる。以前は、スタンダード型車いすなんてしょうもない。と思っていたものの、不完全な乗り物だからこそ、私たちが知恵を絞って工夫をすれば、身体に適合する状態に近づいてくるのではないかと、車いすへの考え方が変化してきている。知恵を絞らない状態のモジュール式の車いすなんて、スタンダードと何の違いもないということだ。

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・ クッションは座面のサイズより、少し大きめを選べ。
・ クッションのカバーは純正のものを選べ、そしてカバーもしっかりと考慮する(1.伸び縮み 2.防水 3.通気)
・ ウレタンの寿命が一年くらい。

 これらは誰も教えてくれない情報だと思う。ベテランが実践で習得した知恵なので、知らなきゃ損だと思う。

記事:ひわ



posted by ひわ at 00:53Comment(0)車椅子