住宅改修アドバイスのコツ 廊下

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住宅改修アドバイスのコツ 廊下
松葉貴司
PTジャーナル・第47巻第2号・2013年2月







 住宅改修のコツを手すりの構造や高さの位置評価,簡単に自宅での車椅子の操作方法まで軽く触れている内容である.

基本知識のおさらいとして
・ 一般家庭の廊下:78cm(780mm)
・ 手すりをつけた際は:上記に(−100mm程度)

 住宅改修のコツとして手すり理想取り付け位置情報は,紹介している文献は多いものの,この文献の面白い部分は,身体の状態変化にも対応するように,また,手すりに肘をつけて歩く可能性がある場合は,低めに手すりをつける等細かくベテランが気にしている部分の情報が垣間見る事が出来る.

 また,図や写真が多い為,忙しいセラピストはこの図を見て参考にして欲しいと思う.特に車いすの幅員や廊下と建具の幅についても紹介されているのでオススメである.


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・ 廊下の幅の理解
廊下幅の理解も重要ながら,既存の4輪の車いすでなく,780mmの廊下幅から直角に移動する場合,6輪車いすが望ましいが,どちらの車いすも廊下に設置した手すり等が障害物になりうる場合がある.
:重要な事は「狭い→6輪車いす」ではなく,環境設定の方法として跳ね上げ式の手すりや,移動手段の変更も廊下を円滑に通過する為には重要だと言う事がわかる.

 廊下を単なる移動経路でなく,生活上の動線として生活動作を支える部分としての理解が,住宅改修時にどこまで頭が回るのかに直結していると考える.
記事:ひわ